夏の抜け毛対策!夏に抜け毛が増える原因と対策とは
夏は髪にとって油断のできない季節です。日差しが強くなることで髪は紫外線によるダメージを受けます。夏バテによる食欲減退も髪への栄養が不足する原因です。結果、気づかないうちに抜け毛が増えていき、薄毛が進行することに!夏の抜け毛の原因とその対策をご紹介いたします!
夏に抜け毛が増える原因とは!?
夏に髪が抜ける原因は主に下記の6つが考えられます。
- 紫外線
- 冷房
- プールや海
- 夏バテ
- 無理なダイエット
- 睡眠不足
いまからご紹介するこの6つの原因について知ることで、まずは抜け毛対策の第1歩を踏み出すことから始めましょう。
紫外線
紫外線を浴び続けた髪は光老化を起こします。光老化は慢性的に紫外線を浴びることによって受ける紫外線ダメージのことです。紫外線によるダメージを受けるのは肌だけではありません。
キューティクルへの直接的な影響はもちろん、光老化によって硬くなった頭皮では毛母細胞の血流が悪化します。その結果、髪の毛が細くなり抜け毛、薄毛の原因となってしまうのです。
冷房
冷房による暑さ対策は必要ですが、頼りすぎは髪に悪影響を与える可能性があります。乾燥肌の人は皮脂分泌が少なく肌の水分保持力がその分だけ弱くなります。
冷房による湿度の低下が肌の水分蒸発を引き起こし、乾燥状態を招きやすくなるのです。過剰な皮脂の分泌は髪に良くないですが、皮脂分泌が足りない人は乾燥に注意が必要です。
プールや海
プールや海にはそれぞれ髪にダメージを与える成分が含まれています。プールに入っている消毒用の塩素や海水に含まれる塩分が髪を傷つける原因になります。
プールや海から上がったままケアせずに髪を放置しておくと、それらの影響で髪はパサパサになってしまうでしょう。プールや海で楽しんだあとは、アフターケアを忘れず抜け毛を防ぎましょう。
夏バテ
夏バテが身体にもたらす影響は髪にまで及びます。夏バテした状態になると食欲がなくなります。食欲不振は過剰な水分摂取によって胃液が薄まり消化機能がうまく働くなることで起こると言われています。
食欲不振によって髪に必要な栄養素が行き渡らないと、抜け毛を起こす原因となります。結果的に薄毛の症状へとつながっていきます。
無理なダイエット
夏の時期は肌の露出が増えることから、焦って無理なダイエットを始める人も多いはずです。体調管理が難しい時期に誤った食事制限を行うと、栄養不足による髪への悪影響は避けられません。
必要な栄養素が不足することで髪は弱くなり、抜け毛へと発展していきます。食物が身体を作るのと同じように、髪を作るのにも必要な栄養があるのです。
睡眠不足
睡眠後の3時間は育毛のゴールデンタイムと言われています。髪の成長を促す成長ホルモンがその時間に分泌されるからです。
逆に言えば、育毛に必要な睡眠時間を確保できなかったり睡眠の質が悪かったりすると、頭皮や髪への負担は大きくなります。髪に良い成長ホルモンの分泌や新陳代謝の促進には睡眠の質と量が不可欠となるのです。
夏の抜け毛を最小限に減らすために有効な対策とは
紫外線カット
直接紫外線を浴びることを避けましょう。帽子(通気性のよいもの)や日傘といったアイテムを活用し、UVケアのスタイリング剤もおすすめです。ビタミンやポリフェノールといった活性酸素を減らす食事も効果があります。
冷房対策
湿度を下げ過ぎないようにすることが大切です。湿度60~65%を保つように調節し設定温度も下げ過ぎず、頭皮温度を下げないように努めましょう。
プールや海の対策
プールや海から上がった際は、髪に付着した塩素を水で洗い流すようにしましょう。洗髪には刺激少なめのアミノ酸シャンプーが良いです。また、髪や頭皮向けの日焼け止めもあるため、そちらを使うのも海やプールでの紫外線対策になります。
無理なダイエット
バランスのよい食事と規則正しい生活を心がけましょう。とくに「たんぱく質・ミネラル・ビタミンA/B群/C」の摂取がカギです。代謝を促す水分補給も大切です。
睡眠対策
冷房をタイマーにするなどして快適な睡眠を取りましょう。身体の疲労が回復したあとに髪への栄養補給は行われます。
夏の頭皮ダメージは遅れて秋にやってくる
「夏にダメージが多いのはわかったけど、夏に抜け毛が多いわけじゃないからわたしは大丈夫」と安心するのは危険です。夏に受けた髪へのダメージが表れてくるのは、秋になってからなのです。
ホルモンバランスが変化することで、夏に蓄積されていたダメージが一気に表面化し髪や頭皮の傷みとして目立ってきます。
また、秋は髪が生え変わる時期でもあります。つまり髪が抜けるヘアサイクルと夏に受けたダメージが同時に進行する季節でもあるわけです。
加えて秋は乾燥する季節でもあるため、湿度の低下に負けない髪のケアが必要になりますし、夏に負ったダメージのケアも忘れてはなりません。ダメージ補修と乾燥対策をすることが求められる季節なのです。
まとめ
夏は頭皮や髪が傷むリスクがいたるところに潜む季節です。通常の抜け毛では、薄毛に直結することはありませんが、予防は大切です。今回ご紹介した抜け毛の原因に注意して、薄毛になる前の対策をしっかりと取っていきましょう。
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